観光案内

淡嶋神社
雛流し(ひなながし)で知られる淡嶋神社の拝殿には,人形がぎっしりと並んでいます。幻想の世界が目の前に広がり妖しげな雰囲気に呑まれそうになります。ここは薬の神様とされる少彦名命(すくなひこなのみこと)を祭神とし,婦人病や安産祈願など「女性のための神様」として昔から信仰されています。
友ヶ島
紀淡海峡に浮かぶ友ヶ島,この島は地ノ島,沖ノ島,虎島,神島の総称です。 沖ノ島には,要塞時代を偲ばせる砲台跡が点在,純白の姿がコバルトブルーの海に映える洋式灯台、それらをめぐるハイキングコースも開かれています。
加太海岸
大阪府との県境近くに位置し,和歌山県で北西の隅にあたる加太。 ここは万葉時代,形見の浦と詠まれた景勝地です。 形見とは,干潟の海,潟海が,同じ読みの形見になったという説があります。 この町は漁業が盛んで,どこを歩いても潮の香りがいっぱい。加太湾の北側には城ヶ崎が望めます。   春になると,加太の海岸は潮干狩りを楽しむ人々で賑わいます。スコップやくまでを片手に大人も子供も貝拾いに夢中。  夏になると,マリンレジャーに華が咲きます。加太は海水浴や磯釣りのほかにも,各種レクリエーションが楽しめるリゾート地。
和歌山城
八代将軍「吉宗のふるさと和歌山市」の中心,こんもりと緑茂る虎伏山に和歌山城天守閣がそびえ,天守閣に登れば,和歌山市街が見渡せます。   昭和6年(1931)には文部省より史跡に指定され,昭和10年(1935)5月には天守閣,隅櫓,楠門等が国宝建造物に指定されました。しかし昭和20年7月9日,不幸にして戦災を蒙り,その英姿を一夜にして焼失してしまいました。戦後10余年を経て,再び郷土の象徴として和歌山城再建の気運が高まり,各方面からの支援と協力を得て,昭和33年10月竣工式を行うに至り,再び虎伏山の空高くその雄姿を誇っています。   近年,財団法人日本城郭協会より「日本名城100選」の一つに選定されています。
和歌山マリーナシティ
和歌山市の南部に位置し,景勝の地,和歌浦湾に建設された人工島「和歌山マリーナシティ」。 平成6年7月,世界リゾート博が開幕しました。同時に誕生したテーマパーク「ポルトヨーロッパ」や「黒潮市場」は,お年寄りから子どもまでが楽しめるアミューズメント施設として多くの観光客でにぎわっています。
紀三井寺
関西一の早咲き桜の名所として有名で西国二番札所の紀三井寺は,宝亀元年(770),唐の僧為光上人によって開かれました。寺名の由来は三つの井戸,「吉祥水」,「楊柳水」,「清浄水」から。この水を飲むと煩悩を消し去り,仏の三昧に入ることができると言われています。